中国の神話に登場する東西南北の四方をそれぞれ司る霊獣の総称である「四神」。
アニメや漫画などでモチーフとして使われることもあり、なんとなく聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ただ、四神全てを把握していない人も多いのではないでしょうか。
かくいう自分が把握していませんでした。
ということで、調べてみました!
四神
青龍
読みは「せいりゅう」。
東方を守護する神獣です。
竜の姿をしているとされています。
春を司るとされています。
朱雀
読みは「すざく」。
南方を守護する神獣です。
鳥のような姿をしているとされています。
夏を司るとされています。
白虎
読みは「びゃっこ」。
西方を守護する神獣です。
白い虎の姿をしているとされています。
秋を司るとされています。
玄武
読みは「げんぶ」。
北方を守護する神獣です。
亀にヘビが巻き付いている姿をしているとされています。
冬を司るとされています。
黄竜または麒麟
四神の中に黄竜もしくは麒麟を含めた「五神」とする場合もあるようです。
黄竜
読みは「おうりゅう」。
四神が四方を守護するのに対し、黄竜は中央を守護する神獣です。
季節を司るのではなく、土用を司るとされています。
四神の長とされています。
麒麟
読みは「きりん」。
獣類の長とされています。
殺生を嫌う穏やかな性格をしているとされています。
まとめ
ファンタジー作品において、伝説の生物のモチーフとして描かれることが多い印象のある「四神」ですが、調べてみると、改めて格があるなあと感じました。
様々な作品で用いられる理由が分かります。
名前もカッコイイですし!
皆さんも創作の際に「四神」をモチーフにしてみてはいかがでしょうか?