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【書評】『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー』生きるということを考え直せる本

2023年6月11日

あなたは明日死ぬとしたら自分の人生をどう振り返りますか?

やりたいことをやりつくして後悔などない人生でしたか?

それとも後悔するでしょうか?

難しい問いかけですよね。

しかし、誰しもが明日死んでしまってもおかしくないんです。

「生きる」というのは当たり前のように思えて、スゴイ奇跡なのです!

そんな「生きる」ということについて少し考えてみませんか?

あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー

著者ひすいこたろう
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日2012/12/26

読了目安時間:2時間

同著者の他作品

おすすめしたい人

・生きることに悩みを抱えている人

本書籍は、一冊を通して「生きる」ということを考え直せる本です。

生きるということは悩みと隣り合わせです。

様々なことで悩んで、自分はどうして生きているのかと頭を抱えることもあるでしょう。

そんな、生きることに悩みを抱いている人にぜひ読んでみてほしい一冊です。

自分自身を見つめ直すきっかけになります。

そして、これからどう生きていくかの道標を立てることにも繋がります。

これからの人生をどう生きていくか、未来が見えずに悩んでいる人は、本書籍を読んで、自分の心と対話をしてみてください。

きっとあなたの背中を押してくれるはずですから。

感想

本書籍では、「明日死ぬとしたら?」というような死を意識させる問いかけが多い本でした。

自分は今まで生きてきて、「」について真剣に考えることはほぼありませんでした。

ぼんやりと生きてきて、上手くいかないことに悩んで、そんな感じの人生を送ってきました。

しかし本書籍の問いかけを通じて、このままの生き様で死んでいって後悔しないのかをとても意識しました。

今の自分の生き様では、いざ死の間際になったときに確実に後悔するだろうと思います。

やりたいこと、叶えたい夢など多くのことに未着手なままだからです。

「いつかやればいいや」「今はめんどくさいし」と言って後回しにしたままのものがいくつもあります。

これでは死んでも死に切れません。

」を意識すると、行動していない今の自分が非情に勿体無く感じます。

自分の命の使い方について、考える良いきっかけになった本です。

読んでみて良かったと思います!

本書籍から学んだこと

本書籍は27個の問いかけ形式で進行していきます。

そして、27個の質問を通して「生きる」ことを考えることができます。

自分がとても考えさせられた内容をいくつか紹介したいと思います!

生きている限り必ず死ぬ

本書籍では「生きる」ということをテーマにしています。

そして、「生きる」ということは、いつか必ず「死ぬ」ということを意識するように述べています。

「いつか」という部分を変えながら質問を重ねてくるのです。

「明日」なのか「半年後」なのか。

人間いつ死ぬか分かりませんから、いつ死んでもいいように生きようという内容です。

「死ぬ」ことを意識することで、最大限「生きる」ことができるのです。

人生最後の日の視点を持つ

今、酷く悩んでいることがあったとして、その出来事を人生最後の日に思い返しているとするとどうでしょうか。

「そういえばあのとき悩んでいたことがあったっけ」くらいの記憶だったりすると思います。

実は取るに足らないことで悩んでいるのかもしれないんです。

自分を追い詰めずに、人生最後の日という離れた視点から眺めてみましょう。

離れたところから見ることで、少し落ち着くことができるはずです。

そして、改善する方法を考えましょう。

まとめ

自分は真に「生きる」ことができていなかったのかなと感じました。

何事にも本気になり切れず、ただただ毎日を過ごしてきました。

しかし、「明日死ぬ」となるとひどく後悔すると思います。

その後悔するであろうことを解消する人生を送っていきたい。

今本気になり切れなければ待っているのは後悔です。

後悔するために生きているわけではありません。

最後は笑って死にたいじゃないですか。

そのためにも、一日一日を大切に「生きて」いきたいと思います!

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