戦争。
実際には体験したくはないものですが、歴史上実際に起こってきたものです。
人間同士で争い、本人の意思に関わらず実際に戦場で命を散らしていく者も多くいます。
繰り返すべきではない歴史を、本を通じて知る・伝えていくということは大切なことではないでしょうか。
今回は、戦争をテーマとした小説を紹介します。
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おすすめ戦争小説
永遠の0
著者 | 百田 尚樹 |
出版社 | 講談社 |
発売年 | 2009/7/15 |
第二次世界大戦で零戦の搭乗員として戦った男を描いた物語です。
終戦から60年の現代で、零戦の搭乗員として戦地に赴いていた祖父のことを調べる佐伯健太郎と姉の慶子を描く現代パートと、大戦を戦った祖父のパートを行き来しながら物語は展開していきます。
第二次世界大戦をテーマに描かれるこの物語は、戦争の凄惨さをひしひしと感じさせられます。
戦地に赴いた方々はどのような思いだったのか、過去に思いを馳せ、今を生きているということの意味を実感します。
感動する作品です。
同志少女よ、敵を撃て
著者 | 逢坂 冬馬 |
出版社 | 早川書房 |
発売年 | 2021/11/17 |
2022年本屋大賞を受賞した作品です。
1942年の独ソ戦を舞台に物語は展開していきます。
主人公は少女のセラフィマ。
モスクワ近郊の農村に暮らしていた彼女は、ドイツ軍の侵攻により全てを奪われます。
そして復讐のために戦場で戦うことを選択。
女性で構成される狙撃部隊の一員となり、戦争を戦っていくこととなります。
戦場での女性の扱いや戦場の臨場感をひしひしと感じることができる作品となっています。
野火
著者 | 大岡 昇平 |
出版社 | 新潮社 |
発売年 | 1954/5/4 |
第二次世界大戦時のフィリピンでの戦争体験を作者の実体験を基にして描かれる作品となっています。
太平洋戦争末期のフィリピンはレイテ島を舞台として、主人公の田村の様子が描かれます。
田村は肺病を患い、部隊を追われることとなります。
戦時中の異国の島で孤独となってしまった田村。
田村がどのように生きていくのかを追っていく作品となります。
生々しさを感じる作品となっています。
戦争は女の顔をしていない
著者 | 著:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、訳:三浦 みどり |
出版社 | 岩波書店 |
巻数 | 2016/2/17 |
第二次世界大戦時、ソ連軍に従軍した500人以上の女性から聞き取りをした事実をまとめた作品となっています。
著者であるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは2015年にノーベル文学賞を受賞しています。
本作は、世間に出てくることのなかった従軍女性の体験した事実を世に広めることとなった作品です。
戦争のリアルを知ることができる本となっています。
まとめ
目を背けたくなるような凄惨な描写も少なくないジャンルですが、知り・考えることが必要なジャンルでもあると思います。
今の日常があるのは過去に戦った人がいるからで、世界のどこかでは今も争いが起きているという事実もあります。
楽しい気分になるような作品ではありませんが、ぜひ手に取って読んでほしいと思います。
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