ELTEAです。
夏も本番となってくると、テレビなどでも熱中症や脱水症状に気を付けるように喚起するコメントなどをよく聞きます。
ただ、あんまり実感がわかない症状だと思うんですよね。
脱水症状って具体的にどうなるの? というような感想を持つ方も多いと思います。
自分も実際に搬送されるまではその恐ろしさを知りませんでしたから。
こういう体験は共有しておいた方がいいと思ってこの記事を書くことにしました。
ただ、自分に医学的知識があるわけではないので、具体的な対策方法などをきちんと論じれるわけではありません。
なので、皆様は私と同じ轍を踏まないように一つの事例として捉えていただければと思います。
脱水症状になるとどうなるのか
これは人によったり、症状の進行具合によって違いがあると思いますが、私の場合は全身が攣るという症状でした。
足の先から首までが一気に攣りました。
比喩抜きに死ぬと思いました。
自分の場合、まず初めに片足が攣りました。(ふくらはぎだったと思う)
これに関しては運動しているとたまになることなので、その時は「また攣ったな」くらいにしか思っていませんでした。
ただ、しばらくして逆の足も攣りました。
両足同時は初めての経験でヤバいと思いました。
なので、周囲にヘルプを求めましたが、時すでに遅しというやつで、たちまち全身が攣り始めました。
全身が攣るともはや自分一人では何もできません。
両手両足が攣っているので、身動き取れませんし、わき腹も攣るので呼吸もままならないです。
自分の場合は部活中の出来事だったので、すぐに周囲の人に助けてもらって、救急車も呼んでもらえたので生きてますが、周囲に頼れる人がいない状況でああなったらと思うと血の気が引きますね。
全身攣るという経験はある種貴重な経験ですが、二度と体験したくないです。
初めて膝周辺や肘周辺を攣りましたが、一切関節が曲がらなくなります。
恐怖ですよ、足と腕が曲がらないのは。
ただ、身体が攣るのにも波みたいなものがあって、ずっと攣りっぱなしというわけではありませんでした。
治まったと思って少し身体を動かしたら攣るという感じです。
そんな状態がしばらく続いて、救急車が到着し、病院へ搬送され、一時間くらい点滴を受けました。
病院でのことはあんまり覚えてませんが、最終的に尿検査をして終わったような記憶はあります。
治療費として8000円くらいかかったので、そういう面でもキツかったですね……。
どういう経緯でなったのか
大学時代、真夏の屋外スポーツ中になりました。
ただ、すでに日が沈んだ時間帯だったので、気温でいうと最も暑い時間ではなかったです。
水分補給を怠っていたわけでもありません。
私はすごい汗っかきなので、水分補給には気を使っていました。
正直、飲みすぎくらい飲んでいたと思います。
それでも脱水症状になってしまいました。
一番の要因が何かは特定できませんが、おそらく塩分が足りていなかったのかなと思います。
テレビなどでも、塩分も補給しなければいけませんというのは注意喚起されていると思います。
自分も塩分タブレットは食べていたんですが、それでは全く足りなかったんでしょうね。
OS1などの経口補水液を飲むのが一番いい対策だというのは分かってはいましたが、毎練習に飲むというのは経済面的に厳しいものがありました。
一本当たり200円程度しますから、なかなか手が出なかったです。
それでも一度脱水症状になってからは塩分にも気を遣うようになりました。
そのおかげかは分かりませんが、それ以降一度も脱水症状で搬送されることはなかったです。
まとめ
水分補給をしていても、脱水症状にはなるというのを身をもって体験しました。
水だけを摂取していてもダメです。
しっかりと塩分なども摂取してください。
夏限定、屋外限定の症状というわけではありませんので、冬だろうが家にいようが飲み物には気を付けた方がいいと思います。
特に一人暮らしをしているかたが脱水症状に陥ったら本当に助からないと思います。
まず助けを呼ぶために動くことができないですからね。
OS1を美味しいと感じたらすでにヤバい状態というのはよく聞く言葉かもしれませんが、定期的に飲むようにするといいかもしれませんね。
スポーツドリンクのようにいつ飲んでも美味しいような味ではないので、自分の身体の不調に気づきやすいと思います。
最低一本ストックしておき、定期的に少量摂取するなどして脱水症状を未然に防止しましょう!