副業や、フリーランスで金銭を稼ぎたいと思う人は多いと思います。
しかし、フリーランスって本当になれるものなの?
かなりスキルがないとフリーランスでなんて生きていけないのでは?
そんな不安を持っている人も少なくないと思います。
不安が拭いきれず、憧れはありつつも一歩踏み出せない。
みなさんはそうなっていませんか?
今回紹介する書籍は、そんな不安に対しての心の持ち方を教えてくれるような書籍となっています。
一歩踏み出せずにいる人は、この本を読んで一歩踏み出してみませんか!
嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命
著者:ヒトデ
出版社 : KADOKAWA (2021/3/17)
本の長さ : 256ページ
著者であるヒトデさんのブログ:https://hitodeblog.com/
概要
本書籍は、副業やフリーランスで働くための心構えや、著者である「ヒトデ」さんが実際に行ってきた行動などが分かりやすく纏めてあります。
また、フリーランスのいいところだけを述べるのではなく、しっかりと『厳しい』ところを述べているところも印象的です。
「決して楽に稼げない」ということを学ぶことができます。
しかし、「凡人であってもやることをやればフリーランスで稼ぐことはできる」ということも述べてあり、希望を感じる内容にもなっています。
成功するためには頑張るしかない、楽な道はない。
これが本書籍の根幹となるところです。
その上で、実際にどのような心構えで、どのような行動をしていくのか、というのをチャプターごとに分かりやすく記載されています。
構成として、
・第1章~5章にて副業もしくはフリーランスについての心構えと、著者の実体験が記載されています
・第5章がブログ運営をしていくうえでのテクニックだったりが記載されていたりします
章 | 概要 |
---|---|
第1章 | 凡人くんの生活革命 |
第2章 | 凡人くんの副業革命 |
第3章 | 退職から成功までのロードマップ |
第4章 | 凡人くんのお金革命 |
第5章 | 凡人くんの発信革命 |
各章は上記のような構成となっています。
章の中で、さらにチャプターが分かれています。
一つのチャプターを数分で読むことができ、一つの章を数十分で読み切ることができるというような文量です。
スキマ時間でもキリが良いところまで読めるので、取っつきやすい書籍だと思います。
個人的に本書籍を読んで学びになったことをいくつか簡単に紹介したいと思います。
PDCAサイクルを回そう
これは本書籍ならではの用語というわけではなく、耳馴染みのある言葉ではあるのですが、フリーランスで働きたいならPDCAサイクルを回すのが何より大切だということが記載されています。
PDCAサイクルとはP(Plan)→D(Do)→C(Check)→A(Action)というサイクルを回すというものです。
フリーランスを目指そうとすると、例えばブログでフリーランスを目指すという場合、記事を書くことで満足して毎日そればかりやってしまうというのはあるあるらしいです。
確かに毎日時間を取って記事を増やすのはマイナスではありません。
ですが、考えずに続けるだけでは時間ばかりがかかってしまうということです。
そのためにも、PDCAサイクルを回して最短で結果を追求するようにしようという教えです。
先人の知恵は最大限に活かそう
自己流を貫くのも悪いことではないが、すでに先人がいる道を歩もうとするのであれば、上手くいっている人の分析をするというのが成功への一番の近道だと述べています。
これは本当にその通りだと思いますし、求められているものが何なのかを分析する能力は仕事をしていくうえで必要になってくると思います。
継続し続ける
これに尽きるというところはあると思います。
辞めてしまえばそれまでなので。
結果が出なくても辛抱強く行動を続け、結果が出てきてもそれを続けなければ生きてはいけませんからね。
感想
何かの技術が詰まっているというような専門的な書籍ではありませんが、何かを始めて自分という個人に価値を見出したいという人にとってはその足掛かりになる書籍だと感じました。
一般的な社会人から、実際にブログで月100万円以上を稼ぎ続けるようになった人が著者であるからこそ説得力があります。
私個人としては、本書籍を読んで、結果を出すためにはやり続けるしかないということを改めて考えさせられました。
書籍の中にも書かれていたことですが、ブログなどは結果が出る前に辞めてしまう人が非常に多いというのが実状だということです。
続けられるだけでも一つの価値ですよね。
継続+より良い記事にするために試行錯誤を重ねることを目標に今後頑張っていこうと思います!
今、一歩踏み出せずに悩んでいる人は本書籍を読んでみると、背中を押してもらえるかもしれません!