読書が苦手だと感じている人は多いのではないでしょうか。
かくいう私も読書が得意とは言えません。
読むのに時間がかかるし、読んだ内容も右から左へ抜けていってしまう。
「年間数百冊本を読んでいます!」というような人は世の中に多くいますが、そういう人に対して劣等感を感じたりもします。
ただ、本来読書は誰かと比べるようなものではないはずです。
今回紹介する書籍は、自分のペースで読書を人生に活かすことを教えてくれる内容となっています!
本へ苦手意識がある方はぜひ手に取っていただきたい一冊となっています!
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
著者:アバタロー
出版社 : クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2021/1/22)
概要
読書との上手い付き合い方を学ぶことができる本書。
中でも自分が大事だなと感じた箇所をいくつか紹介したいと思います。
自己肯定感は読書でコントロールできる
・自分のパフォーマンスを向上させる
・人生のリスクを最小化させる
・長い人生を心から楽しみつくす
上記の三点はどれも読書で得られる効果です。
闇雲に読書をすればいいというわけではなく、専門家や先人たちの知識や経験に基づいた本を選ぶことが重要です。
テレビやインターネットなどの情報媒体は受動的な姿勢でいても情報が飛び込んできますが、読書という行為は自らが能動的に行わなければいけません。
自分から答えを探しにいくという姿勢こそが自己肯定感を上げるためには重要となります。
受動的な姿勢では「悩み」という状態に陥り、能動的な姿勢では「思考」という状態になるのです。
「継続」のコツ、は自分が傷つきたくないルーティン
・完璧を求めない
完璧主義は悪いことではないかもしれませんが、いざ行動に移して完璧にできないからと辞めてしまうのはもったいない。
不完全でもいいから続けることで、振り返った時に自分の成長を感じられればいいと考えましょう。
・目標は小さく
漠然としたおおきな目標では、途中で「自分には無理ではないか」「どうやればいいんだ」と手が止まってしまいがちです。
そうならないためにも、大きな目標を細かく分解できないかを考え、分解した小目標を一つ一つ達成していく方が上手くいきやすいでしょう。
・継続を意図的に途絶させる
やる気がでなくなることは誰にでもあります。
なのであえてやらない日を設けてもいいと言います。
その際、「あくまで休養のためだから」などのように自分から継続を途絶させているという意識を持つことが後々続けていくためには重要となります。
自分にはできなかったと諦めて放り出してしまえばもう戻ってくることはできないでしょう。
そうなる前に、「あくまで一時的に途絶しているだけ」と自分に言い聞かせることで後々再起することもできます。
無知を自覚する
誰しも最初は無知です。
その事実から目をそらそうとすると「苦手だからやらない」「やろうと思えばできる」というような言い訳を考えるようになってしまいます。
そうではなく、無知を自覚することで知的好奇心が刺激され、知ろうという感情が芽生えるのです。
そして知識を得るために仕えるツールが「本」。
感想
読書は他者と比べるものではない。ということが本書籍を読んで自分に最も深く刺さった内容です。
出来る人と自分を比べてしまいがちですが、自分が読書をする理由をしっかりと意識すれば自然と自分のペースで読書ができるようになるんだと感じました。
読書は自分の人生を豊かにするために、他人の経験や知識を得るツールである。今後自分はこのように読書への理由付けを行おうと思います。
一冊読むのに時間がかかってもいいし、内容が難しくて読み進められなければ一度その本から離れてもいい。
様々な本に触れて自分の血肉としていきたいなと思います!
そして、アウトプットはこのブログでやっていきたいと思います!