PREP法
説明を行う際に用いると、分かりやすく伝えることができるとされているのが「PREP法」です。
Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)
という順序で説明をすることで、聞き手・読み手に対して自分の説明したい事柄をより確実に説明することができます。
Point(結論)
「結論」から述べることにより何について話すのかを聞き手側が理解しやすく、話しの結論を念頭においてその後の説明を聞いてくれるため、理解しようという姿勢で説明を聞いてくれます。
これが、結論を述べないまま説明を進めれば、聞き手側からすると話しのどこに重要事項があるのか分からないまま聞かないといけなくなります。
これは聞き手側にもストレスを与えることになりますし、話しが正確に伝わらない原因にもなりかねません。
話が伝わらなければ、「結論は何?」と聞き返されることとなってしまいます。
そうならないためにも、「結論」から説明を始めるというのは非常に重要です。
Reason(理由)
結論を伝えた後に、どうしてそのような結論に至ったかという「理由」が必要です。
「理由」を述べることができなければ、結論の信ぴょう性が低くなってしまいます。
理由を述べる際には、長々と説明する必要はなく、簡潔にまとめることが重要でしょう。
この後の「具体例」の箇所で理由の肉付けはできるので、「結論」と「理由」に関しては簡潔にまとめることを意識しましょう。
Example(具体例)
結論に到った理由を補足するための「具体例」であったり「データ」を述べましょう。
具体的な数字などを提示できるような内容であれば、数字を出すことで聞き手の信頼を得ることができます。
数字などが出せない内容でも、具体的な事実や例え話などを用いることで聞き手に想像しやすくすることが大切です。
Point(結論)
話のまとめとして、再度「結論」を述べて話を締めることで、聞き手に何の話だったのかを印象付けることができます。
話の冒頭と最後に結論を述べているので、聞き手にとって非常に親切な構成となっていると思います。
話し手としても、冒頭と最後で結論を述べることで、論点がずれることを避けることができます。
まとめ
「PREP法」というのは意識すれば簡単に取り入れることができる手法なので、日常生活から取り入れていきたいものです。
特に仕事の場で大活躍すると思います。
上司への報告の際などに上手く活用してきたいですね。