ブログを書いている人、これからブログを書こうかなと思っている人、その多くの人がブログから収益が出て欲しいと思っているのではないでしょうか。
かく言う私もブログで収入を得たいと思っています。
ただ、実際にブログ運営をしていると収益なんて程遠い結果になります。
心が折れそうになったりもします。
そんな時、ブログ運営で実際に成功している人のブログ術を知ることで指標ができます。
今のまま進んでいいのか、やり方を変えるべきなのか。
記事を書き連ねるのも非常に重要ですが、それと同様にインプットも重要です。
ぜひ、学びを得てみましょう!
読まれる・稼げる ブログ術大全
著者:ヨス
出版社 : 日本実業出版社 (2020/10/1)
本の長さ : 506ページ
著者であるヨスさんのブログ:https://yossense.com/
概要
実際にブログを立ち上げたものの、自分の進め方に疑問を頂いている人には大きな学びとなる書籍となっています。
ブログの立ち上げ方などはそこまで掘り下げられておらず、実際にブログを書く際の手助けとなるようなテクニックや考え方が多く掲載されています。
イラストも多く、非常に読みやすい構成になっており、プロブロガーの実力を遺憾なく発揮しているなと感じました。
読者が読みやすい、読者の悩みを解決する、それが売れる記事の条件であることを身を持って実感させられます。
構成として、
・チャプター1~10にてブログ運営に関する知識を掲載し
・チャプター11では著者のヨスさん以外に7名のプロブロガーのインタビューが掲載されています
チャプター | 概要 |
---|---|
チャプター1 | ブログの「特性」を知っていると挫折しない! |
チャプター2 | ブログってなにを書けばいいの? |
チャプター3 | わかりやすい文章を書くためには? |
チャプター4 | 1画面に見える文章は「少なく見せる」 |
チャプター5 | ファンを増やすために大切なこと |
チャプター6 | 「最強のSEO」とは? |
チャプター7 | 過去記事は宝の山 |
チャプター8 | ブログで稼ぐにはどんな方法があるの? |
チャプター9 | これってNG? 「初心者失敗あるある」 |
チャプター10 | 継続するために知っておきたい6つの鉄則 |
各チャプターは上記のような構成となっており、非常に分かりやすいです。
個人的に本書籍を読んで学びになったことをいくつか簡単に紹介します。
ブログの記事を「ABC」の三つの役割を与えて書いていく
A=アクセス(アクセスアップの役割を持つ記事)
B=ブランディング(ブランド化・ファン化につながる記事)
C=キャッシュ(収益化につながる記事)
何となく記事を書くのではなく、しっかりと役割を設定することで、迷わずに書けるし、着実にブログが成長するという考え方です。
個人的には非常にタメになりました。
読者の立場になって言葉を選ぶ
自分本位の記事ではなく、読者がどういう意図を持って検索をするのか、記事作成の根底として非常に大事な考え方だと思います。
書き続ける
これは著者のヨスさんもことあるごとに述べていましたが、結局は書かないことには結果に結びつかないということです。
結果が出ないからと諦めてしまえばそれでブロガーとしての夢は潰えてしまいます。
書き続けていれば、結果が出ない時期が続いても原因の調査と修正を続ければいずれは成果として現れます。
「続ける」ということは大事ですが、無策で続けるのではなく、しっかりと根拠を持って取り組むことが重要ですね。
感想
この本を読んだからといって即座にブロガーになれるというものではありません。
ブロガーと聞くと、文章を書いて稼ぐという簡単なものに感じるかもしれませんが、実際はそんな簡単なものではなく、稼いでいる人はかなり戦略的にやっているということが分かります。
この本は今まであまり考えずに好きなように記事を書いていた人にとってはかなり有効な内容だと思います。
取り入れることで確実にレベルアップできるようなちょっとした技術がいくつも紹介されているからです。
インプットして、自分のブログにそれを反映する。
新たな学びを探しに行き、自分のブログへ反映する。
そのサイクルを回していくことで、着実に成長していくのではないでしょうか。
ブロガーというのが職業であるということ、そして自分もブロガーを目指せるんだということを改めて実感させてくれる書籍でした。
皆さんもぜひ一度手に取ってみてください!