医学分野というのは、一般人にはなかなか知りえないものだと思います。
ちょっとした怪我などにもきちんとした名称がついていたりすると思いますし、治療方法なども様々なものがあることでしょう。
創作においては、例えばファンタジーであれば魔法を使えば一発でどんな怪我でも治るかもしれません。
ただ、怪我の描写や治療の描写を少しでも繊細に描くことができれば、よりリアルな世界観の表現ができるでしょう。
※医学というと素人が手を出していい分野ではないとは思いますが、あくまで参考程度に見ていただければと思います。
医学に関する用語
用語 | 内容 |
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アイシング | 氷や水を用いて身体を局所的に冷却することを指す。アイシングは負傷・疾病に対する応急処置である。運動時の負傷の帽子や筋肉痛・疲労蓄積の軽減、止血などを目的として行われる。 |
アウトブレイク | 限定的な地域の中で、感染症などが予想以上に発生すること。 |
アシドーシス | 血液中の酸と塩基の関係が酸優勢の状態、すなわち血液phの低下をいう。「酸性血症」ともいう。通常、血液はその化学成分の緩衝作用と呼吸や腎臓の働きなどによってpHが非常に安定した状態に保たれている。pHは7.40が正常値で、おおよそ7.36以下になるとアシドーシスと呼び、7.0以下では長く生きることは難しいとされる。 アシドーシスには二種類あり、「呼吸性」と「代謝性」に別れる。前者は二酸化炭素の蓄積によるものであり、後者は二酸化炭素以外の酸の蓄積または塩基の欠乏によるものである。 逆の状態を「アルカローシス」という。 |
アダルトチルドレン | 親のアルコール依存症や虐待、ネグレクトなどにより家庭崩壊した家庭で育ち、それによるトラウマを抱えている人。タイプ別にされ、ヒーロー(英雄)、スケープゴート(いけにえ)、ロスト・ワン(いない子)、マスコット(道化師)、プラケーター(慰め役)、イネイブラー(支え手、援助者)の6つがある。 真の自分であるインナーチャイルド(内なる子)の成長が回復方法とされる。 |
アナフィラキシーショック | アレルギー症状の一種。血圧の低下や意識障害を伴う急性アレルギー反応で、最悪の場合死に至る。 |
アパシー | 感情(pathy)が無くなった状態を指す。 通常の人間であれば何らかの感情が湧く対象に対して、感情が湧かなくなった状態を指す。うつ病の主要な症状ではあるが、アルツハイマー病、脳血管性認知症、パーキンソン病などでも生じる。 |
アフターバーン効果 | 運動後に酸素摂取量が増えてエネルギーが作られ続ける状態のこと。 エネルギー源として脂肪が使われる。 軽い運動では起こらず、負荷の高い運動で増加する。 |
アフリクテッド | 英語で「苦しんでいる」「悩んでいる」という意味。 |
アヘン | ケシの実から採取される果汁を乾燥させたもので、いわゆる麻薬。 |
アポフェニア | 無作為あるいは無意味な情報の中から、規則性や関係性を見出す知覚作用のこと。 |
アムネジア | 記憶喪失。健忘。 |
アラクノフォビア | 蜘蛛恐怖症。蜘蛛に対して異常な恐怖感を抱くこと。 |
アルカローシス | 血液中の酸と塩基が塩基優位の状態、すなわち血液pHの上昇をいう。通常、血液はpH7.40に保たれるように強い調節作用が働いているが、塩基の異常な蓄積ないしは酸の欠乏がおこる場合があり、おおよそpH7.44以上になる状態をアルカローシスと呼ぶ。pH7.60以上になると、「テタニー」といわれる筋肉のけいれんがおきて危険状態となる。 アルカローシスには二種類あり「呼吸性」と「代謝性」である。前者はヒステリーなどで換気亢進の抑制が効かなくなった過換気症候群であり、後者は嘔吐などによって胃から大量の酸が失われたときなどに見られる症状である。 |
アルビノ | 先天性白皮症。生まれつき体のメラニン色素が欠乏している疾患で、肌や髪の色が白くなる。弱視などの症状を伴う場合が多い。 |
アンドロフォビア | 男性恐怖症。男性に対する苦手意識や恐怖心。 |
アンプル | 一定量の注射液を密封した小さいガラスの入れ物。 |
縊痕(いこん) | 首をくくった人の首にできる縄の痕。 |
イヤーワーム | 歌または音楽の一部が心の中で強迫的に反復される現象。 |
インキュベーター | 一般的な環境では生存が難しい未熟児や新生児に、適切な温度・湿度・酸素濃度などを提供する保育器。 そこから転じて、起業に関する支援を行う者のことも表すこともある。 |
インソムニア | 英語で「不眠症」。 |
インプラント | 歯のなくなった所に人工の歯根を埋め込む型の義歯。 |
ヴァルサルヴァ法 | 息を止めることで、筋緊張が起こり普段よりも筋力が発揮できる生理的な現象。 |
エイソプトロフォビア | 鏡恐怖症。鏡に対して恐怖を抱いたり、鏡を通して霊的な世界と接触してしまうことへの恐怖。 |
永眠 | 死ぬこと。 |
エイリアンハンド・シンドローム | 自分の意識とは無関係に手が動いてしまう運動障害。脳の異常が原因とされるが、治療法は見つかっていない。 |
エコノミークラス症候群 | 窮屈な座席で長時間同じ姿勢のままでいると、血の流れが悪くなり、血管の中に血の塊が作られて、そこに痛みや腫れが生じること。血の塊がはがれて肺の血管につまると、最悪の場合死に至る。 |
エンジェルダスト | 合成麻薬である「フェンサイクリジン」の通称。 |
炎症 | 生体の恒常性を構成する解剖生理学的反応の一つであり、恒常性を正常に維持する非特異的防御構成の一員である。炎症は組織損傷などの異常が生体に生じた際、当該組織と生体全体の相互応答により生じる。 |
エンバーミング | 遺体に消毒や保存処理を施すことで長期保存を可能にする技法。 |
オッドアイ | 虹彩異色を表す言葉として使われることがあり、特に動物に対して使われることが多い。 左右の目の色が違う症状。 |
オブリビオン | 英語で「忘れられる」「忘れている状態」「忘却」「人事不省」「大赦」という意味。 |
オーバードーズ | 薬物の過剰摂取を指す言葉。 |
オーベン | 研修医を指導する医師、上級医師のこと。 |
カイザーシュニット | ドイツ語で「帝王切開」のこと。 日本語は「カイザー(皇帝)」「シュニット(切開)」を直訳したものである。 |
カクテルパーティー効果 | パーティー会場などの雑音の大きい場所でも、自分が話している相手の声がしっかりと聴きとれる現象。 |
カサンドラ症候群 | アスペルガー症候群のパートナーがいる配偶者に起こる、身体的・精神的症状を指す言葉。 アスペルガー症候群のパートナーとコミュニケーションが上手くいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世俗的には問題なく見えるアスペルガー症候群のパートナーへの不満を口にしても、周囲の人々から信じてもらえない。そのような葛藤から精神的・身体的苦痛が生まれるという仮説である。 症状としては、偏頭痛や体重の増加・減少、パニック障害、抑うつ、無気力などがある。 |
カタラクト | 英語で「白内障」という意味。 目の疾患の一つで、水晶体が灰色や茶褐色ににごり、物がかすんだりぼやけたりして見えたりするようになる。 水晶体を構成するタンパク質であるクリスタリンが会合することで変性し、黄白色または白色に濁ることにより発症するが、根本的な原因は解明されておらず、水晶体の細胞同士の接着力が弱まったり、水分の通りが悪くなったりして起こるのではないかといわれている。 症状が進むと水晶体の中で散乱する光によって視界が白く染まってしまう。そのため夜はともかく日中はものを見ることができなくなる。 |
カテーテル | 医療用に用いられる柔らかい管のこと。胸腔や腹腔などの体腔、消化管や尿管などの管腔部または血管などに挿入し、体液の排出、薬液や造影剤などの注入点滴に用いる。 |
眼前暗黒感(がんぜんあんこくかん) | めまい、立ち眩みのこと。 |
危篤(きとく) | 病気が非常に重くて、回復の見込みが考えられず、間もなく死が訪れるであろうと医師が判断した重篤な状態のこと。 |
急逝(きゅうせい) | 突然死ぬこと。 |
共感覚(きょうかんかく) | 一部の人にみられる特殊な知覚。文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に色を感じたりする。 英語で「シナスタジア」。 |
強壮(きょうそう) | 強くて健康なこと。 |
ギラン・バレー症候群 | 身体の各部位に分布数する末梢神経の障害により、四肢や顔、呼吸器官に麻痺などが起こる疾患。年間で10万人に1、2人がかかるといわれている。子供から高齢者までどの年代にも発症するが、40代前後の男性の患者がやや多い傾向にある。 数日から数週間にわたって悪化し、その後自然回復することがほとんど。 原因ははっきりと解明されていない。一説によると、ウイルスや細菌に感染することなどをきっかけに、免疫システムが誤って自身の末梢神経を攻撃することと考えられている。 |
麒麟血(きりんけつ) | 竜血樹から採取できる樹脂のこと。貴重品として取引され、薬品やさまざまな用途に用いられてきた。赤みを帯びた固形物質のこと。竜血とも。 |
クライオニクス | 現在の医療技術で治療が不可能な人体を、死後に冷凍保存すること。未来の医療技術が発展することに夢を託し、蘇生する技術が完成した時点で解凍・治療しようという考え方。 |
グリーフケア | グリーフワークの中にいる人をそばで支援すること。一方的に励ますのではなく、相手に寄り添う姿勢が大切と言われる。 |
グリーフワーク | 身近な人と死別して悲嘆に暮れる人がたどる心のプロセス。悲しみから精神的に立ち直っていく道程。喪の作業。 |
グレア | 不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のこと。 日本語では「眩輝(げんき)」ともいう。 |
クロノスタシス | 時計の針が止まって見える現象。眼球運動の直後に見た映像が長く続いて見える錯視。 |
クロモソーム・アベレーション | 英語で「染色体異常」。 |
眩輝(げんき) | 不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のこと。 英語で「グレア」という。 |
幻肢痛(げんしつう) | 失ったはずの手足に痛みや感覚を感じる現象。ファントムペイン。 |
健忘(けんぼう) | 記憶障害の状態を指す。 |
眩惑(げんわく) | 目がくらんで、まどうこと。 |
コンカッション | 英語で「脳震盪(のうしんとう)」「震盪(しんとう)」という意味。 |
昏睡(こんすい) | 意識障害の一つで、意識障害の中で最も重いもの。外部からどのような刺激を与えても反応がない状態。ただ、脊髄反射は認められる状態。 |
昏迷(こんめい) | 意識障害の一種で、中程度の意識混濁。意識はあるが、外部からの刺激に反応しない状態。 道理に暗くて、分別の定まらないこと。 |
サイコ | 小説をもとに作られた「サイコ」という映画の公開によって、世界中に広がった言葉。映画の内容から、「精神異常者」「多重人格」という意味を持つようになった。 |
サイコパス | 「感情の一部が欠如している」という点において特筆される精神病質者のこと。 自分以外の人間に対する「愛情」「思いやり」などの感情が著しく欠けており、そのため極めて自己中心的に振舞う傾向がある。 |
サヴァン症候群 | 発達障害・知的障害を持つ人のうち、記憶力が突出していたり、芸術などの分野において驚異的な能力を発揮する人々の症状をいう。 |
サブリミナル効果 | 意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表されるとされている効果のことをいい、視覚、聴覚、触覚の三つのサブリミナルがあるとされている。 |
シゾフレニア | 精神障害の一つで、日本語では「統合失調症」と呼ばれる症状。 一般的に幻聴や幻覚、異常行動などがみられる。 |
疾患(しっかん) | やまい。病気。 |
疾病(しっぺい) | やまい。病気。疾患。 |
シナスタジア | 一部の人にみられる特殊な知覚。文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に色を感じたりする。 日本語では「共感覚」。 |
シナプス | 神経細胞間の接合部。 |
シバリング | 寒い時に口ががたがた震えることや小便の際に起こる身震いなどの不随意で小刻みな収縮のこと。 |
シュヴァルツェスマーケン | ドイツ語で「黒い宣告」を意味する。 負傷した兵士のトリアージの際に、手の施しようのない兵士につけられる黒いタグのこと。 |
重体(じゅうたい) | 病気や損傷の程度がひどく、生命に危険があること。 主に事故による損傷で用いられる言葉。 |
重篤(じゅうとく) | 生命の危機が切迫しているもの。 「危篤」に比べるとまだ回復の見込みのある症状。 主に病気による状態をいう。 |
腫脹(しゅちょう) | 炎症や腫瘍が原因で身体の一部が腫れること。 |
症候(しょうこう) | 心身にあらわれた病的変化、症状。 |
ショック | 人体や物が受ける物理的な衝撃。 予期しない事態にあい、心が動揺すること。 血液の循環などが急に阻害され、生命が危険な状態となること。 |
シリンジ | 注射器の筒の部分。 |
人事不省(じんじふせい) | 大病や重傷で全く意識を失うこと。昏睡状態に陥ること。 |
シンドローム | 英語で「症候群」という意味。 同時に起こる一連の症候のこと。原因不明ながら共通の病態を示す感じが多い場合に、そのような症状の集まりに名をつけやすくしたものである。 「シンドローム」の原義は「同時進行」であり、同時発生の社会現象を指す用語としても使われる。 |
ストックホルム症候群 | 誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象。 |
逝去(せいきょ) | 他人の死を敬意を込めて表現する言葉。あくまで他人の死を対象にする言葉のため、身内の死の言及には用いない。→身内の死には、「永眠」「死去」などを用いるのが適切。 |
せん妄(せんもう) | 身体的要因や環境要因によって一時的に脳の機能が低下し、意識混濁、異常行動、幻覚、興奮などを呈する症候群。 |
造影剤(ぞうえいざい) | 画像診断の際に画像にコントラストを付けたり特定の組織を強調して撮影するために患者に投与される医薬品。 バリウム化合物などがある。 |
タナトフォビア | 死ぬことや死に関するものを以上に怖がる恐怖症。 「死恐怖症」ともいう。 |
長逝(ちょうせい) | 死ぬこと。 |
デイズ | 英語で「眩惑(げんわく)」「ぼーっとした状態」「目をくらます」という意味。 スペルは「Daze」。 |
テタニー | わずかの刺激によっておこる、筋肉の痛みを伴ったけいれんをいう。この状態は発作的であり、顔面や四肢におこりやすいが、喉頭筋、呼吸筋などにおこると呼吸困難に陥り、窒息を起こすので危険である。 特に手の方におこると、親指が手のひらの方に曲がった状態となることで知られている。 主な原因は上皮小体の機能低下による低カルシウム血症の場合にみられる。 |
デトックス | 体内に溜まった有害な毒物を排出させることである。 |
デンティスト | 英語で「歯科医」という意味。 |
動悸(どうき) | 心臓の脈動が自分で感じられる状態を指す。 動悸は病気ではない。 平常より強い、心臓の鼓動。 |
ドラウン | 英語で「溺れ死にする」「溺死する」という意味。 |
トリアージ | 大事故・災害などで同時に多数の患者が出たときに、手当の緊急度に従って優先順をつけること。 |
トリップ | 麻薬などによる幻覚状態、陶酔状態を指す言葉。 |
ドーピング | スポーツなどにおいて、成績を良くするために運動能力や筋力の向上を目的として、薬物を使用したりすること。 |
ナラティブセラピー | 自らの成長過程を物語として治療者に対して語り、治療者からの助言を得て自分史の再構成を行う精神療法。 |
ナルコレプシー | 「居眠り病」とも呼ばれる、日中において場所や状況を選ばず起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害。 |
ニューロン | 神経を構成する細胞で、刺激を受けて興奮し、またその刺激を他の細胞に伝達する。 神経細胞。 |
ネクローシス | 「壊死(えし)」のこと。 自己融解によって生物の組織の一部分が死んでいく様、または死んだ細胞の痕跡のこと。 |
ネーベン | ドイツ語で「研修医」のこと。 |
ノッキング | 生きた生物の神経に電流や針などを刺激を与え一時的に麻痺させることを指す。 |
ノーシーボ効果 | プラシーボ効果の逆のことで、偽薬を投与することによって望まない副作用がみられることをいう。 |
バイオ | 英語で「生命の」「生物に関する」という意味。 |
破傷風(はしょうふう) | 土中の破傷風菌が傷口から入って起こる病気。高熱を発し、痙攣を起こし、重傷のものは数時間で死に至る。 |
パラライズ | 英語で「麻痺させる」「しびれさせる」という意味。 |
パルス | 英語で「脈拍」「鼓動」という意味。 きわめて短い時間だけ流れる電流や電波。また、その繰り返し。 |
万死(ばんし) | 生命の助かる見込みがないこと。また、命を投げ出すこと。 何度も死ぬこと。 |
パンデミック | 広範囲に及ぶ流行病。 |
肥厚(ひこう) | 肥えたり腫れたりして厚くなること。 |
ヒステリー | 精神病質の一種。満たされぬ欲求の反応として、種々の精神的・肉体的症状を起こす。症状が大げさで演技的色彩を放つ。 俗に、病的に興奮して感情を統制できず、激しく泣いたり怒ったりする状態。 |
瀕死(ひんし) | 死にかかっていること。死にそうであること。 |
ファントムペイン | 失ったはずの手足に痛みや感覚を感じる現象。幻肢痛(げんしつう)。 |
不思議の国のアリス症候群 | 自分の体や周囲のものの大きさが通常よりも大きく、または小さく感じられる現象。 |
浮腫(ふしゅ) | 顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる症候。 「むくみ」ともいう。 |
ブラインド・サイト | 視覚に関する損傷で、視力が全くなかったり知覚的に見えていない人が、まるで見えているかのような反応を示す現象。 |
プラシーボ効果 | 本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬を投与する治療法で、何らかの改善がみられること。 |
プワゾン | フランス語で「毒」を意味する言葉。 |
ヘテロクロミア | 虹彩異色を表す言葉として使われる。左右の目の色が違う症状。病名として主に人間に対して使われる。 |
蜂窩織炎(ほうかしきえん) | 皮膚の感染症。真皮から皮下脂肪組織にかけて細菌が感染し炎症を起こす病気。「フレグモーネ」とも。 |
ホスピス | 死期の近い(末期がんなどの)患者に安らぎを与え、看護する施設。 |
ホスピタル | 英語で「病院」を言う意味。 「孤児院」「養老院」「老人ホーム」などの施設を意味することもある。 |
マイクロスリープ | 短ければ数分の一秒、長くても30秒程度の睡眠状態に陥ること。 睡眠不足・精神的疲労などが原因であることが多い。 |
ミュンヒハウゼン症候群 | 周囲の関心や同情を引くために病気であるように振舞ったり、自分の体を傷つけるなどの行為を行う精神疾患。 |
虫唾(むしず) | 口に逆流する不快な酸っぱい胃液のこと。 |
メディスン | 英語で「薬」を意味する言葉。 |
朦朧(もうろう) | ぼんやりとかすんで、はっきりと見えないさま。 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。 意識が確かでないさま。 |
薬研(やげん) | 漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い船型で、中央がV字型にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。 |
夭逝(ようせい) | 若くして死ぬこと。 |
リザレクション | 英語で「復活」「復興」「再流行」などの意味。 |
竜血(りゅうけつ) | 竜血樹から採取できる樹脂のこと。貴重品として取引され、薬品やさまざまな用途に用いられてきた。赤みを帯びた固形物質のこと。「麒麟血」とも。 |
ルナティック | 英語で「精神異常者」「狂人」「変人」「愚人」を意味する。 これは西洋において、月は人を狂わすと信じられていたため、月によって狂った人を「ルナティック」と呼ぶようになった。 |
老骨(ろうこつ) | 年を取って衰えた身。老体。 |
ロートル | 中国語で「年寄」老人」という意味。 |